« 「 泳げなくても、プールは楽しい 」 花路小三郎 | トップページ | 著作権について - 不平等契約 - 荒ぶる血潮、花路小三郎 »

山本 圭さんの映画 「若者たち」 YouTube  花路小三郎は泣きました

若いころ、
「 カッコいいなぁー 」
と、強く憧れた俳優は、
「 山本 圭 」
さん、だった。
魅了された俳優は彼ひとり。
花路は、山本圭さんに、言うなら、
「 永遠の青年像 」
を、見ていた。

五十年前、あの名作テレビドラマ、
「 若者たち 」
は毎週欠かさず、テレビの前に座り、三男・佐藤三郎役の山本圭さんに見入っていた。
長女役の佐籐オリエさんは愛おしく、恋人をもつならば、こんな人、と想った。

今日、偶然、You Tubeで出逢った、
映画 「 若者たち ・ ③金より強いんだ人間は!」
を観て、花路小三郎、泣きました。
彼らの、
「 青年らしい、ひた向きさ 」
に泣きました。

両親を亡くした子供たち五人。
各自が、
「 共同体の悪しきブラックな側面 」
に、ふるえながら対峙している。
かれらは、世間の人々が染まりあがっている、
「 処世術の狡猾性や卑劣性 」
に、汚染されそうでも、かろうじて跳ね返し、また、処世術に逃げ込んだりはしない。

制度の悪しき側面の、
「 ブラック諸問題 」
に、真正面から、弱々しくも懸命に立ち向かってゆこうとする。
花路小三郎は、彼らのそうした姿勢と方向性に、まぎれもない、
「 正義の姿 」
を見た。
そして、涙の酸っぱさを味わいながら、泣いた。

山本圭さんが、アルバイトで稼いだお札を、泣きじゃくりながら破りすて、火鉢の火で燃やすシーンは圧巻だった。
そして、花路が思ったのは、
「 五十年前と現在、社会は少しも変わっていない 」
ということ。
いゃ、むしろ、
「 人間 」
を、
「 制度の悪しき側面からの呪縛 ・ 束縛 ・ 抑圧 」
から、
「 解放 」
しょうとする、
「 最高位でなければならないテーマ 」
から見れば、現在の方が、そのテーマ性は、構造的な意味も含めて、より強く濃くなっているように思える。

山本圭さんのブロマイドで、花路が忘れられない記憶の一枚がある。
葉がすっかり落ちた冬の並木道、ジャンパーを着て、豊かな前髪を額に流して整えている山本圭さんが、ひた向きに優しく、静かな目で微笑んでいる。

山本圭さんの髪形に憧れた。
真似をしようとしたが、天然パーマの花路小三郎、やはり無理だった。

大阪の扇町公園で、デモに加わっていた時の思い出。
ひとりの青年の姿が今も印象に残っている。
彼は、ワールド・フラッグを高く掲げて、質素な綿コートをざっくりと着込み、デモの先頭を歩いていた。
コートは膝下まである長い大きめサイズ、裾が広く、ベルトで腰をきりっと締め、長い髪は我が憧れのあの髪形。
風が吹き、コートの裾と前髪、旗が揺れ、流れていた。
あの青年は、今、どこで、どうしているだろうか…。

長くて裾の広いコートは、
「 サルトルのデモ姿 」
からの影響だろうか ?
それとも…。
花路小三郎も長くて大きいサイズのコートが好きです。

小説家の五木寛之さんと山本圭さんは、その雰囲気や風貌がどこかしら似ている感じがする。
そういえば、五木先生の超短篇、
「 ウィーン物語 」
の冒頭、空港へヒロインを迎えに行く青年も、長いコートを着ていた。



.

« 「 泳げなくても、プールは楽しい 」 花路小三郎 | トップページ | 著作権について - 不平等契約 - 荒ぶる血潮、花路小三郎 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/558768/60996322

この記事へのトラックバック一覧です: 山本 圭さんの映画 「若者たち」 YouTube  花路小三郎は泣きました:

« 「 泳げなくても、プールは楽しい 」 花路小三郎 | トップページ | 著作権について - 不平等契約 - 荒ぶる血潮、花路小三郎 »